伝えるということ
突然ですが、身近な方が亡くなることについて、書きたいと思います。
檀家さんが期待される寺の仕事のひとつは、間違いなく葬儀や先祖供養にあります。
誰かがお亡くなりになれば、やりかけの事項を一旦手を止め、枕経・通夜・葬儀・初七日、その準備に追われることとなります。
その中で、意識していることがあります。
故人さんと、ご遺族・ご参列の方との関係にもよるのですが、多くの場合は当然そこに何らかの関係性があります。お世話になった、一緒に何かをした、長い時間を共有した、などなど。
成仏していただけるよう儀式の部分をしっかりと行うことは当然として、本当に大切なことは、親族や友人の方々に大切な方の死を如何に受け入れていただくか、そして何を今後の人生に足していかれるかを得ていただく手伝いなのではないかと考えています。
そう思い少しづつ行ってきて、4年が経ちました。
今後も、もっと良いやりかたが見つかればやっていくでしょうし、それをよりよく伝えていくことが、一生のテーマかなという気がします。
なんか、思い立ったので、チラシの裏でした。