感謝
東京みほとけ行脚が終わりました。
昼食もとれずに朱印を書き続けた4日間。
終わってみると、あっという間でした。
残念ながら、会場費などを考えると少しだけ赤字になってしまいそうです。
でも、それ以上に自分自身にとっての気づきがありました。
絵を入れた朱印に取り組みだしてから、まもなく一年がたちます。
始めた一番の理由は、寺の運営のためです。
多分うちの寺は、檀家さん等との飲食・イベント補助・贈呈の割合がかなり高い寺です。
5年前に代が変わってからは、特にそうです。
無くせば楽になりますが、できるだけそうはしたくありません。
朱印は、その助けにしたかったからです。
しかし、寺の目的を誰かのための良い気づき・居場所コミュニティー作りと考えている私にとって、朱印はお金の為だけにやっているのではないかという納得できない気持ちがありました。忸怩とした思いがありました。
今回の東京行きでは、初めて朱印の直書きを行いました。
5分から10分間、その方の前で書く時間がありました。
それによって、多くの方に待っていただかなければならなかったことは申し訳ない気持ちです。しかし、話すことが出来た、場合によってはその方のための言葉を朱印に入れることが出来た、誰かのエネルギーになれる仕事ができたかもしれない、これは大きな経験でした。
これからは、その可能性を信じて頑張ろうと思います。
そう思わせてくれた、今回出会った全ての方に心から感謝を申し上げます。
結論 「相田みつを」化が進みます。

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