タケノコの菓子
現在、正暦寺の檀家さんのうち3割程度が綾部市外に居住をされています。一般的に距離が遠いほど、寺を訪れたりお墓に参ったりが難しくなります。
綾部に帰ってから、どうしたらこの距離が縮まるだろうかと考え、かわら版という機関紙を作ったりしていましたが、10年ほど前に筍がたくさん採れ真空パックにして送ったところ、「懐かしい味」「ふるさとを思い出す」など、好評をいただきました。
その後改良を重ね、一番皆さんに喜んでもらえるタケノコの菓子をできるかぎり送るようにしています。都市部にいる皆さんに、お墓があるだけでなく、思い出やルーツ・心の置き所があると伝えられると嬉しいです。